• 9 yıl önce
ドイツの大手自動車メーカー、フォルクスワーゲンがアメリカの排ガス規制をクリアするため、ディーゼル車に不正なソフトウエアを搭載していたと指摘された問題で、フォルクスワーゲンは不正を認め、謝罪する声明を発表しました。
アメリカ環境保護局は今月18日、フォルクスワーゲンが2008年から、ことしにかけてアメリカで販売したディーゼル車およそ50万台に、排ガス規制をクリアするため不正なソフトウエアを搭載していたと発表しました。
このソフトウエアは、車が検査される際は有害物質の量を大幅に減らすよう設定されていますが、実際に道路を走行する場合にはほとんど減らず、最大で基準の40倍に上る窒素酸化物などを排出していたということです。
これについて、フォルクスワーゲンのウィンターコルン会長は20日、ホームページ上で声明を発表し、「アメリカの環境基準に違反する不正を発見した」と述べ、不正があったことを認めました。そのうえで、「今回の不正の発覚を重く受け止めている。顧客や世間の人々の信頼を裏切り申し訳なく思う」と述べ、謝罪しました。
今回の問題を受けて、フォルクスワーゲンは、アメリカで一部のディーゼル車の販売を停止するとともに、事実関係の解明に向けて外部に調査を依頼しました。
フォルクスワーゲンに対しては最大でおよそ180億ドル(日本円で2兆1600億円)に上る巨額の制裁金が科される可能性があり、事態の推移に関心が集まっています。

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