• 7 年前
【これホンと?】還暦にはなぜ赤い着物を着て祝う
「還暦」というのは、生まれた年の干支が再びめぐってくるという意味です。干支というのは、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の十干に、十二支の子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥を組み合わせて六十組にし、年・月・日にあてて用いたものです。たとえば、甲子(きのえね)の年に生まれた人は、数え年六十一歳のときに、再び同じ年の甲子の年を迎えることになるわけです。そこで、暦が再び還った六十一歳のお祝いを「還暦の祝い」というのです。また、生まれ年の干支を意味する本卦(ほんけ)が、六十一年めにまわってくることから「本卦還」ともいいます。いずれも、生まれた年にもどるということで、これは、第二の人生の始まりという意味にもとれるわけで、ここから赤ちゃんのように、赤い頭巾をかぶって赤い着物を着て盛大に祝うようになったのです。

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