• 7 年前
【これホンと?】七夕を「たなばた」とよむわけは
七夕(しちせき)というのは、旧暦の七月七日の夕方のことです。これを「たなばた」と読ませるのは、中国の古いいい伝え「織女伝説」によるものです。天の川の東側にいる織女星と西側にいる牽牛星は、愛し合っているけれども、普段は会うことができず、年に一回、七月七日の晩にだけデートすることが許されているという伝説です。ところで、「たなばた」というのは、もとは布を織る機のことで、その機に棚がついていたので、「棚機」と呼んだといわれていますが、この織女星は、いつも機を織っていたので、「棚機女」(たなばたつめ)とか「棚機星」とか呼ばれていました。そこから転じて、年に一度の逢瀬の日、七夕を「たなばた」と呼ぶようになったといわれています。ちなみに、七夕祭りの起こりは、この織女星が大変上手な織り手であることにあやかって、この星を祭って祈ったことにあります。機織りだけではなく、どんな技術もうまくなる、字も上手になるといって、七月七日の早朝に朝露で墨をすり、短冊に詩や短歌を書いて竹の枝につるし、庭先に飾ってはこの星に供えたものです。

画像:http://naruhodo.jp.net/tanabata-decoration-in-kyoto/
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